01 . 使用する革について

Blunoでは、イタリア・トスカーナ地方の老舗タンナー「Virgilio Conceria Artigiana」が手掛ける、植物タンニン鞣し革を中心に使用しています。
植物タンニン鞣しは、樹木などから採れる天然由来のタンニンでじっくり時間をかけて仕上げる伝統的な製法です。革本来の繊維を活かしているため、使い始めはしっかりとした質感ですが、使い込むほどに柔らかく馴染み、美しい艶が生まれます。
一つひとつ表情やシワ、色の濃淡が異なるのも天然皮革ならではの魅力です。同じものは二つとなく、お使いいただく方それぞれの暮らしの中で、自分だけの革へと育っていきます。
Blunoでは、この経年変化を楽しめる素材だからこそ、長く使い続けられるものづくりを大切にしています。年月を重ねるほどに愛着が増す、そんな革製品をお届けしたいと考えています。
02 . 錫について

Blunoの革小物に使用している錫パーツは、既製品ではなく一つひとつ鋳造しています。
富山県に受け継がれる鋳物文化に魅力を感じ、「欲しい形がないなら、自分でつくろう」という思いから鋳造を始めました。型づくりから鋳造、仕上げまで一貫して行うことで、革と調和するBlunoらしい表情を生み出しています。
錫は古くから酒器や食器にも使われてきた金属で、落ち着いた柔らかな輝きが特徴です。使い込むほどに表面は少しずつ深みを増し、革と同じように時間とともに表情が変化していきます。
革も錫も、完成した瞬間がゴールではありません。日々の暮らしの中で少しずつ育ち、使う人だけの風合いへと変化していく。その経年変化も、Blunoのものづくりの大切な魅力のひとつです。